6030東証グロース

株式会社アドベンチャーのM&A実績

旅行予約サイト「skyticket」の会社です。買収した11件すべてで取得価額を開示しており、売り手にとっては値段の相場が直接読める珍しい買い手です。売り手はほぼ全件が個人オーナーで、創業者1名が100%持つ会社から、株主10名に分かれたツアー会社まで買っています。2018年前後は金券ショップ、スポーツウェア、ブランド品リユースと旅行以外にも広げましたが、2020年以降にそれらを手放し、現在は旅行・宿泊・留学・ホテル運営など旅行の周辺に絞って買っています。

株式会社アドベンチャーが公表した適時開示11件をもとに整理しています。データ時点:2026年10月9日(新しい開示が出たら追加します)

会社概要

本社
東京都渋谷区
設立
2006年12月
事業内容
航空券・ホテルなどの旅行予約サイト「skyticket」を運営するオンライン旅行会社(OTA)。ツアー会社、航空券の仕入会社、宿泊運営、留学、ホテル運営代行などをグループに持つ
売上高
256億3,400万円(2026年6月期(連結・IFRS))
営業利益
11億円
純資産
94億1,700万円

どんな会社を買っているか

買う業種
旅行会社(ツアー企画、航空券の発券・仕入、ランドオペレーター)/宿泊施設・ホテルの運営、運営代行/留学サポート/金券・ギフト券ショップ(2022年に売却済み)/スポーツウェア、ブランド品リユース、ファッションレンタル(いずれも売却済み)
対象の規模
対象の売上 1,200万円〜207億円。取得価額 3,700万円〜11.5億円
手法
株式譲渡(100%取得)が中心。80.95%だけ取得した例、事業譲受、吸収分割で宿泊事業の一部だけを引き取る形もある
赤字でも買うか
買っている(実績あり)
買収後の扱い
買った会社は社名のまま子会社として残すのが基本です。ただし旅行以外の会社は2〜4年で別の会社へ売っています(スポーツウェア、ブランド品リユース、ファッションレンタル、金券ショップの4件)。旅行事業でも、2019年に買ったラド観光を2026年にエイチ・アイ・エスへ売る契約を結んでいます。持株会社ごと買った場合は、グループ内で合併して整理します。
  • 取得価額が全件で開示されています。さらに対象会社の売上・利益・純資産も3期分出ていることが多く、純資産の何倍で買ったかが案件ごとに計算できます
  • 債務超過や赤字の会社も買っています。純資産マイナス1億3,800万円のランドオペレーター(アヤベックス)に4億7,300万円、営業損失7,400万円のファッションレンタル事業に3,700万円を払っています
  • 契約後に価格が下がった例があります。ラド観光は、重要な取引先との契約解除を受けて再評価し、普通株式の取得価額が9億7,600万円から3億7,600万円に修正されました(開示は買い手側の説明)
  • 宿泊事業の承継では、基本合意の時点で「対価3.7億円を見込む」とされていたものが、最終契約では59施設のうち29施設・2億円になりました
  • 上場企業の旅工房(第三者割当増資の引受)、海外企業(香港、シンガポール、マレーシア)の買収、資本業務提携、中止になった2件(フィリピン企業の株式取得、eSIM事業の譲受)はこの一覧に入れていません

買収の履歴11件

すべて同社が公表した適時開示から転記しています。「―」は開示が無いか、 まだ取り込めていない項目です。

2025年11月13日株式譲渡(3社とも100%取得)

株式会社ファイブスターコーポレーションほか2社(ファイブスターコーポレーション東京、アイランドクリーナーズ)

沖縄県でのホテル運営代行・コンサルティング、ホテル向けWeb制作、ホテル清掃/沖縄県那覇市/2009年5月(ファイブスターコーポレーション)設立

取得価額
10億4,000万円
対象の売上
8億9,000万円
対象の営業利益
―
対象の純資産
2億3,900万円

決算期:2025年3月期ほか(3社単純合算)/譲渡前の株主:個人1名(鈴木 義浩)が3社とも100%保有/3社合計の普通株式の取得価額。アドバイザリー費用等(概算)80百万円を加えた合計は1,120百万円/3社の売上を単純合算した数値(決算期は3月・6月・1月と異なる)。主力のファイブスターコーポレーション単体は784百万円

買収理由:沖縄のホテル運営代行のトップ企業として、ホテル契約の相互補完と運営・集客ノウハウの活用

主力会社の売上は3億8,300万円→6億1,700万円→7億8,400万円、純資産は900万円→8,600万円→2億700万円と、3年で急成長している局面での譲渡でした。3社の純資産合計2億3,900万円に対し、取得価額は10億4,000万円(純資産の約4.4倍)。オーナーが本体・Web制作・清掃と機能ごとに分けて持っていた会社を、3社まとめて1回で買っています。

買収後存続2026年10月9日時点

2026年5月1日付でファイブスターコーポレーション東京とアイランドクリーナーズをファイブスターコーポレーションに吸収合併する再編が開示されました。ファイブスターコーポレーションは社名・代表者を変えずに存続会社として残っています。

確認元:連結子会社の再編(完全子会社間の合併)に関するお知らせ

出典:ファイブスターコーポレーショングループ3社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ

2024年5月13日株式譲渡(持株会社を100%取得し、事業会社を孫会社化)

株式会社Quesqu(子会社の株式会社LALALA Plusを含む)

オーストラリア・カナダを中心とした正規・語学留学のサポート/神奈川県横浜市(LALALA Plusは東京都渋谷区)/2018年8月(LALALA Plusは2009年2月)設立

取得価額
4億8,250万円
対象の売上
1億3,700万円
対象の営業利益
2,400万円
対象の純資産
6,100万円

決算期:2024年1月期(2社単純合算)/譲渡前の株主:個人1名(酒井 大輔)が80%、その他が20%(譲渡前に酒井氏が100%に集約)/アドバイザリー費用等(概算)32百万円を加えた合計は514.5百万円。売り手の社長が他の株主から20%を買い集めたうえで100%を譲渡/持株会社Quesqu(14百万円)と事業会社LALALA Plus(123百万円)の単純合算

買収理由:skyticketで始めた留学サービスの強化。LALALAの取引先と当社の集客ノウハウの組み合わせ

事業会社の売上は1,700万円→7,500万円→1億2,300万円と伸びていた時期でした。2社合算で売上1億3,700万円・営業利益2,400万円・純資産6,100万円に対し、取得価額は4億8,250万円。営業利益の約20倍、純資産の約8倍で、伸びている小さな会社に高い値段がついた例です。少数株主がいても、オーナーが先に買い集めて100%にしてから売るという段取りが取られています。営業利益は2024年9月2日開示の合併のお知らせに記載された数値です。

買収後吸収合併2026年10月9日時点

2024年11月1日付で、事業会社のLALALA Plusが持株会社Quesquを吸収合併し、LALALA Plusが直接の子会社になりました(2024年9月2日開示の『当社孫会社による当社子会社の吸収合併に関するお知らせ』)。LALALA Plusは公式サイトのグループ会社一覧に載っています。

確認元:株式会社アドベンチャー 会社概要(関連会社)

出典:株式会社Quesquの株式の取得(子会社化及び孫会社化)に関するお知らせ

2023年10月27日株式譲渡(100%取得)

アヤベックス株式会社

訪日客向けランドオペレーター(手配・予約・パッケージツアー)、地方創生インバウンドプロモーション/京都府綾部市/2013年7月設立

取得価額
4億7,321万円
対象の売上
1億600万円
対象の営業利益
―
対象の純資産
△1億3,800万円

決算期:2022年8月期/譲渡前の株主:個人1名(佐々木 崇人)が100%保有/473,211,010円。アドバイザリー費用等(概算)33百万円を加えた合計は506,211,010円

買収理由:インバウンド需要の回復を見込んだホテル仕入の相互補完と、ランドオペレーターのノウハウ取り込み

純資産マイナス1億3,800万円の債務超過、3期連続の経常赤字(△3,200万円→△2,300万円→△1,600万円)の会社に4億7,300万円がついています。資本金50万円、京都府綾部市の会社です。コロナで売上がほぼゼロ(2020年8月期100万円)まで落ちた後、3,700万円→1億600万円と戻り始めた時点での譲渡でした。赤字や債務超過でも、回復の途中にあり買い手の戦略に合えば、値段はつきます。

買収後存続2026年10月9日時点

公式サイトのグループ会社一覧に「アヤベックス株式会社(ランドオペレーター事業)」として載っています。

確認元:株式会社アドベンチャー 会社概要(関連会社)

出典:アヤベックス株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

2022年10月12日吸収分割(子会社Vacationsが承継。59施設のうち29施設のみ)

株式会社レ・コネクションの宿泊運営事業(29施設)

京町家の一棟貸しを中心とした京都市内の宿泊施設の運営/京都府京都市/分割会社は2016年4月設立設立

取得価額
2億円
対象の売上
6,500万円
対象の営業利益
―
対象の純資産
―

決算期:2022年3月期/譲渡前の株主:分割会社の株主は個人1名(奥田 久雄)が100%/承継会社から分割会社へ交付する金銭。2022年6月の基本合意時点では対価3.7億円を見込むとされていた。承継資産は固定資産120,361千円/承継する宿泊事業の売上(本部経費の配賦が難しいとして売上のみ開示)。分割会社全体の売上は812百万円、営業損失△60百万円

買収理由:宿泊事業に特化した子会社Vacationsでの宿泊事業の展開

会社ごとではなく、59施設のうち29施設の運営だけを切り出して引き継いだ案件です。基本合意の時点では59施設全体で対価3.7億円を見込むとされていましたが、最終契約では29施設・2億円になりました。分割会社は2022年3月期に営業損失6,000万円を出していました。全部を売らなくても、事業の一部だけを切り出して値段をつけてもらう形があります。

買収後存続2026年10月9日時点

承継先の株式会社Vacationsは公式サイトのグループ会社一覧に「宿泊事業」として載っています。29施設の運営が現在も続いているかは開示で確認できていません。

確認元:株式会社アドベンチャー 会社概要(関連会社)

出典:(開示事項の経過)当社子会社である株式会社Vacationsによる宿泊事業承継に関する会社分割契約書締結のお知らせ

2019年1月23日株式譲渡(100%取得)

ラド観光株式会社

国内・海外ツアー(バススキーツアー等)の企画実施、航空券の発券/大阪府大阪市/1968年11月設立

取得価額
3億7,600万円
対象の売上
61億5,700万円
対象の営業利益
9,200万円
対象の純資産
4億5,800万円

決算期:2018年10月期/譲渡前の株主:巌 孝司30.7%、阿部 貴之輔30.5%、佐藤 孝則19.1%、ほか7名19.7%(個人10名)/当初の普通株式の取得価額は976百万円(アドバイザリー費用等込み1,050百万円)。2019年4月24日に、重要な取引先との契約解除を受けた第三者算定機関の再評価にもとづき376百万円(同444百万円)へ修正

買収理由:航空券・バスを使ったツアー事業への参入。代理店販売中心の会社に自社のオンライン集客ノウハウを提供

1968年設立、売上61億5,700万円・営業利益9,200万円・純資産4億5,800万円。株主が個人10名に分かれていても100%取得が成立しています。契約後、重要な取引先との契約が解除されることになり、取得価額は9億7,600万円から3億7,600万円へ6割引き下げられました(開示は買い手側の説明)。修正後の価格は純資産を下回る水準です。大口取引先への依存は、価格そのものに直結することが分かる例です。

買収後存続2026年10月9日時点

2026年9月11日に、全株式を株式会社エイチ・アイ・エスへ684百万円で譲渡する契約を締結しました。譲渡実行は2026年11月30日予定のため、現時点ではグループ会社です。譲渡前の2025年6月期は売上27億2,600万円・営業利益1億2,900万円・純資産6億4,200万円でした。

確認元:連結子会社の異動(株式譲渡)を伴う株式譲渡契約締結に関するお知らせ

出典:ラド観光株式会社の株式の取得(完全子会社化)に関するお知らせ

2018年11月30日事業譲受

株式会社enishの「EDIST.CLOSET」事業

プロのスタイリストが選んだ服を届けるファッションレンタル(月額課金)/東京都港区/サービス開始は2016年1月設立

取得価額
3,700万円
対象の売上
1億3,500万円
対象の営業利益
△7,400万円
対象の純資産
―

決算期:2017年12月期/譲渡前の株主:株式会社enish(上場企業。ゲームアプリ会社)の一事業/現金決済。譲り受けた資産は未収入金0百万円のみ

買収理由:オンライン予約で得た広告・集客のノウハウを使った事業成長の加速

売上1億3,500万円・営業損失7,400万円の赤字事業を3,700万円で引き取っています。有料会員は約3,000人。引き継いだ資産は帳簿上ほぼゼロで、会員とサービスそのものに値段がついた形です。売り手は本業(ゲーム)と離れた事業を切り出した上場企業でした。

買収後再売却2026年10月9日時点

2019年2月に新設子会社の株式会社EDISTへ移した後、2021年5月31日付でEDISTの全株式を株式会社ダスキンへ1,800万円で譲渡しました。

確認元:連結子会社の異動(株式譲渡)を伴う株式譲渡契約締結に関するお知らせ

出典:事業譲受に関するお知らせ

2018年11月16日株式譲渡(発行済株式の80.95%を取得)

株式会社ギャラリーレア

ブランド品・時計・宝飾品の買取販売(11店舗)、BtoBオークション/大阪府大阪市/2004年3月(創業1979年)設立

取得価額
11億4,700万円
対象の売上
79億9,100万円
対象の営業利益
1億1,200万円
対象の純資産
3億6,300万円

決算期:2018年2月期/譲渡前の株主:株式会社太田商会(社長と親族の資産管理会社)50.79%、太田 延彰15.87%、ほかベンチャーキャピタル等(みずほ成長支援投資事業有限責任組合、りそなキャピタル3号投資事業組合、紀陽リース・キャピタル)/80.95%分の取得価額。アドバイザリー費用等(概算)4百万円を加えた合計は1,151百万円

買収理由:高級ブランド品の売買の集客に、オンライン予約で得た広告・集客ノウハウを応用する

売上79億9,100万円・営業利益1億1,200万円・純資産3億6,300万円。営業利益は8,500万円→2,100万円→1億1,200万円と波がありました。80.95%で11億4,700万円、100%に換算すると約14億円で、純資産の約3.9倍です。株主は社長の資産管理会社と社長個人、それに銀行系の投資ファンド3者でした。

買収後再売却2026年10月9日時点

2020年9月15日付で、残りの19.05%を総額1億円程度で買い増したうえで、100%を株式会社オークネットへ5億9,900万円で譲渡しました(コロナ禍での旅行事業への集中が理由と説明)。

確認元:連結子会社の異動(株式譲渡)を伴う株式譲渡契約締結に関するお知らせ

出典:株式会社ギャラリーレアの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

2018年6月12日株式譲渡(100%取得)

株式会社TET

旅行業者代理業(日本航空の認可代理店。国内線航空券の仕入れ)/大阪府大阪市/2011年5月設立

取得価額
2億8,000万円
対象の売上
1,200万円
対象の営業利益
―
対象の純資産
1,500万円

決算期:2018年3月期/譲渡前の株主:個人1名(浅井 巨樹)が100%保有/アドバイザリー費用等(概算)2百万円を加えた合計は282百万円/営業収益(代理店手数料ベース)

買収理由:日本航空の認可代理店として持つ国内線の仕入れ力をskyticketに取り込む

営業収益1,200万円、純資産1,500万円(前期までは債務超過)の会社に2億8,000万円がついています。評価されたのは業績ではなく、日本航空の認可代理店という契約上の地位でした。経常利益は450万円→2,500万円→300万円と小さく、契約や許認可そのものが会社の値段になる典型的な例です。

買収後存続2026年10月9日時点

公式サイトのグループ会社一覧に「株式会社TET(航空券の発券・仕入)」として載っています。

確認元:株式会社アドベンチャー 会社概要(関連会社)

出典:株式会社TETの株式の取得(完全子会社化)に関するお知らせ

2018年1月31日株式譲渡(社長保有の70%を取得。残り30%は自己株式のため議決権は100%)

株式会社wundou

スポーツウェアの企画・製造・販売(エンドユーザーの9割が学校関係)/東京都葛飾区/1990年7月(創業1963年11月)設立

取得価額
8億円
対象の売上
8億2,600万円
対象の営業利益
1億1,300万円
対象の純資産
5億2,000万円

決算期:2017年8月期/譲渡前の株主:個人1名(土居 俊輔)が70%、自己株式30%/アドバイザリー費用等(概算)11百万円を加えた合計は811百万円

買収理由:学校・スポーツ店向けの販路を維持しつつ、ほとんど手がけていなかったネット直販を伸ばす

売上8億2,600万円・営業利益1億1,300万円(利益率13.7%)・純資産5億2,000万円で、8億円。営業利益の約7倍、純資産の約1.5倍です。売上は8億9,900万円→8億5,400万円→8億2,600万円と緩やかに減っていましたが、毎期1億円超の利益を出す会社でした。社長が持株の一部を会社に買い取らせて自己株式にしていたため、社長1人の株だけで100%の支配権が移っています。

買収後再売却2026年10月9日時点

2020年8月31日付で全株式を丸井織物株式会社へ5億9,000万円で譲渡しました(コロナ禍での旅行事業への集中が理由と説明)。

確認元:連結子会社の異動(株式譲渡)を伴う株式譲渡契約締結に関するお知らせ

出典:株式会社wundouの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

2018年1月22日株式譲渡(100%取得)

コスミックGCシステム株式会社

ギフト券・商品券の販売店舗とサイト「Galireo」の運営、旅行業/神奈川県横浜市/2000年1月設立

取得価額
1,400万円
対象の売上
58億8,800万円
対象の営業利益
―
対象の純資産
2,100万円

決算期:2017年9月期/譲渡前の株主:比留川 勇55.0%、比留川 令子42.5%、土居 貴洋2.5%/アドバイザリー費用等(概算)1百万円を加えた合計は15百万円

買収理由:コスミック流通産業と一体での取得。BtoB中心のギフト券販売をBtoCへ広げる

売上58億8,800万円・経常利益300万円・純資産2,100万円の会社を1,400万円、つまり純資産を下回る金額で買っています。売上は前期の約2倍に伸びていましたが、利益はほとんど出ていませんでした。売上が大きくても利益と純資産が小さければ、値段は純資産前後にとどまることを示す例です。

買収後再売却2026年10月9日時点

2022年4月1日付で、コスミック流通産業とともに全株式を株式会社プロトコーポレーションへ5,000万円で譲渡しました。

確認元:連結子会社の異動(株式譲渡)を伴う株式譲渡契約書締結に関するお知らせ

出典:コスミック流通産業株式会社及びコスミックGCシステム株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

2018年1月22日株式譲渡(100%取得)

コスミック流通産業株式会社

金券・ディスカウントチケットの販売店舗(15店舗)、外貨両替/神奈川県横浜市/1986年12月(創業1985年11月)設立

取得価額
6億3,500万円
対象の売上
207億7,700万円
対象の営業利益
―
対象の純資産
1億4,400万円

決算期:2017年5月期/譲渡前の株主:比留川 勇81.7%、比留川 令子8.3%、土居 貴洋5.0%、比留川 征一郎3.3%、ほか個人1名/アドバイザリー費用等(概算)36百万円を加えた合計は671百万円

買収理由:金券・ギフト券のリユースの老舗の流通ノウハウと、オンラインマーケティングの融合

売上207億7,700万円に対し、経常利益3,400万円・純資産1億4,400万円という薄利の会社です。取得価額6億3,500万円は純資産の約4.4倍。新宿・横浜などの駅前・商業施設内の15店舗という立地が評価されました。同日に、同じ創業家が持つ姉妹会社コスミックGCシステムも買っています。

買収後再売却2026年10月9日時点

2022年4月1日付で、全株式を株式会社プロトコーポレーションへ14億4,900万円で譲渡しました。取得額の約2.3倍です(コロナ禍などを受けた旅行事業への集中と財務基盤の強化が理由と説明)。

確認元:連結子会社の異動(株式譲渡)を伴う株式譲渡契約書締結に関するお知らせ

出典:コスミック流通産業株式会社及びコスミックGCシステム株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

この会社に売るといくらか

取得価額が開示された11件の実績です。公表されている数字をそのまま並べたもので、 自社の価格を保証するものではありません。 営業利益率が低い業種では営業利益の倍率が大きく出るので、売上との比もあわせてご覧ください。

  • 株式会社ファイブスターコーポレーションほか2社(ファイブスターコーポレーション東京、アイランドクリーナーズ)10億4,000万円(売上の1.17倍)
  • 株式会社Quesqu(子会社の株式会社LALALA Plusを含む)4億8,250万円(売上の3.52倍・営業利益の20.1倍)
  • アヤベックス株式会社4億7,321万円(売上の4.46倍)
  • 株式会社レ・コネクションの宿泊運営事業(29施設)2億円(売上の3.08倍)
  • ラド観光株式会社3億7,600万円(売上の0.06倍・営業利益の4.1倍)
  • 株式会社enishの「EDIST.CLOSET」事業3,700万円(売上の0.27倍)※営業赤字での譲渡
  • 株式会社ギャラリーレア11億4,700万円(売上の0.14倍・営業利益の10.2倍)
  • 株式会社TET2億8,000万円(売上の23.33倍)
  • 株式会社wundou8億円(売上の0.97倍・営業利益の7.1倍)
  • コスミックGCシステム株式会社1,400万円(売上の0.00倍)
  • コスミック流通産業株式会社6億3,500万円(売上の0.03倍)

自社だといくらになるかは、売却相場の考え方をご覧ください。

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