M&Aの教科書
会社を売るという判断に必要な知識を、6つのカテゴリに分けて体系立てました。 どこから読んでも構いませんが、迷ったら「価格・相場」から読むのが近道です。自社の価値がわかると、他のすべての判断が具体的になります。
会社売却の全体像
売るという選択肢を初めて検討する段階で、最初に押さえておくべきこと。
- まとめ会社売却とは?オーナー社長が最初に知るべき全体像と流れ
- 会社分割で「一部だけ」売る ― 開示136件の使われ方
- 名義株・少数株主の整理 ― 売る前に片付けておくべき最優先事項
- 創業何年の会社が売れているか ― 1,673件の設立年を数えた
- 持株会社にしておくと売りやすいのか ― 開示から見た実態
- 後継者がいない会社の現実的な出口 ― 60代社長が今から取れる3手
- 株式譲渡と事業譲渡の違い ― どちらを選ぶべきか
- M&Aで会社を売るメリット・デメリットを経営者目線で整理する
- M&A仲介・FA・マッチングサイトの違いと使い分け
- 事業承継の4つの選択肢 ― 親族内・従業員・M&A・廃業を手残りで比較する
- 会社売却のタイミング ― 「早すぎる」より「遅すぎる」が損な理由
- 会社を「たたむ」と「売る」はどちらが得か ― 廃業コストとの比較
- 中小M&Aガイドライン(第3版)で何が変わったか ― 売り手が守られる仕組み
- 譲渡側が最初にやるべき準備 ― 決算書3期分と株主名簿の整理
- 秘密保持はどこまで守られるか ― 社員・取引先に知られずに進める方法
- M&Aにかかる期間 ― 検討開始から着金までの実際
価格・相場
自社がいくらで売れるのか。算定方法と業種別の目安、価格を上げる打ち手。
- まとめ会社はいくらで売れるのか ― 中小企業の売却相場の考え方
- 1円で売られた会社 ― 値段がつかないとはどういうことか
- 個人オーナーと事業会社、どちらが高く売れているか
- 上場企業は中小企業をいくらで買っているか ― 開示873件の実額
- 取得価額が非開示でも金額が読める ― 開示文の309件から逆算する
- 買い手は何を見ているのか ― 「取得の理由」1,797件を読んだ
- 【業種別】美容室・エステサロンのM&A売却相場
- 【業種別】人材派遣・人材紹介会社のM&A売却相場
- 【業種別】介護事業(訪問・通所・施設)のM&A売却相場
- EBITDA倍率で見る自社の相場 ― 業種別の目安
- 年買法(年倍法)とは ― 中小M&Aで最も使われる価格算定
- 【業種別】建設業のM&A売却相場と評価されるポイント
- 売却価格を上げる5つの打ち手 ― 売る前1〜3年でやること
- DCF法・類似会社比較法をオーナー社長向けに噛み砕く
- のれん(営業権)はどう値付けされるのか
- 【業種別】IT・システム開発会社のM&A売却相場
- 【業種別】製造業のM&A売却相場と評価されるポイント
- 【業種別】運送・物流業のM&A売却相場
- 【業種別】調剤薬局・クリニックのM&A売却相場
- 【業種別】飲食・小売業のM&A売却相場
進め方・実務
検討開始からクロージングまで、実際に何が起きて何を求められるか。
- まとめM&Aの進め方 全9ステップ ― 検討開始から着金まで
- COC条項(チェンジオブコントロール)― 売る直前に取引が止まる理由
- 競業避止義務 ― 売ったあと何年、何ができないのか
- ロックアップ ― 売った後も会社に残る期間をどう設計するか
- 許認可は引き継げるのか ― 業種別の可否と手続き
- 「次も買いそうな会社」の見つけ方 ― 買い手293社の調べ方
- アーンアウトと2段階イグジット ― 「後から入る金額」を設計する
- 自分の業種を何件も買っている会社はどこか
- 売却に必要な社内手続き ― 株主総会・取締役会の決議はどこで要るか
- ベンダーDD ― 売り手が先に自分でデューデリジェンスをかける
- デューデリジェンス(DD)で何を見られるか ― 売り手の準備リスト
- 従業員への開示タイミングと伝え方
- ノンネームシート・企業概要書(IM)とは
- 基本合意書(LOI)で決まること・決まらないこと
- トップ面談で買い手は社長のどこを見るか
- クロージングと決済 ― 着金までに起きること
- 最終契約(SPA)の重要条項 ― 表明保証と補償
- PMI(統合)で売り手社長が果たす役割と引継ぎ期間
- 取引先・銀行への説明をどう設計するか
お金・税務
売却でかかる税金、役員退職金との組み合わせ、手元にいくら残るか。
仲介・費用
仲介会社の手数料の仕組みと選び方。売り手が知っておくべき業界構造。
失敗・後悔
うまくいかなかったケースから逆算する。破談、買い叩かれ、売却後のロス。