6545東証グロース

株式会社インターネットインフィニティーのM&A実績

介護まわりを買い集めている会社です。デイサービスだけでなく、住宅改修(リフォーム)、有料老人ホーム、介護事業者向けのシステムまで広く手を出しています。売上3億〜8億円の、個人オーナーが持つ地方の会社が中心です。

株式会社インターネットインフィニティーが公表した適時開示5件をもとに整理しています。データ時点:2026年10月5日(新しい開示が出たら追加します)

会社概要

本社
東京都千代田区
設立
―
事業内容
リハビリ特化型デイサービス「レコードブック」の運営とFC、在宅介護サービス、介護事業者向けDX支援
売上高
58億9,200万円(2026年3月期(連結))
営業利益
5億3,600万円
純資産
17億8,800万円

どんな会社を買っているか

買う業種
訪問介護・通所介護/住宅改修・リフォーム/有料老人ホーム/介護向けシステム開発
対象の規模
対象の売上 2.5億円〜8.3億円
手法
株式譲渡(100%取得)と事業譲受の両方。子会社を通じた取得も多い
赤字でも買うか
黒字の会社のみ
買収後の扱い
社名を残しますが、同じ事業領域の会社を複数買うと、あとで片方に統合します。広島のリフォーム会社は、先に買ったフルケアを残し、後から買った正光技建を2026年6月に吸収合併しました。買われる順番によって、社名が残るかどうかが変わります。
  • 取得価額をほぼ毎回開示しています。算定は「第三者からのレンジ形式による株式評価額をもとに相手方と協議」と明記されます
  • 直前期の営業利益がほぼゼロの会社も買っています(フルケア)。見られているのは単年の利益ではありません
  • 施設の事業だけを買う形もあります。有料老人ホーム2施設を、法人ごとではなく事業譲受で取得しました

買収の履歴5件

すべて同社が公表した適時開示から転記しています。「―」は開示が無いか、 まだ取り込めていない項目です。

2026年10月1日株式譲渡(子会社カンケイ舎が取得)

株式会社癒しの森

訪問介護、居宅介護支援、通所介護、障害者支援/東京都葛飾区/2002年2月設立

取得価額
―
対象の売上
―
対象の営業利益
―
対象の純資産
―

譲渡前の株主:株式会社ヘルスアンドメディカルが100%保有/非開示/業績は非開示

買収理由:介護サービスの提供エリア拡大

業績も取得価額も非開示でした。開示基準を下回る案件では、こうして数字が出ないことがあります。

買収後存続2026年10月5日時点

取得日が2026年10月1日で、グループ会社一覧にはまだ反映されていません。社名の扱いは次回の確認時に見直します。

確認元:株式会社インターネットインフィニティー 会社概要

出典:当社連結子会社における株式会社癒しの森の株式の取得(孫会社化)に関するお知らせ

2025年2月27日株式譲渡(100%)

セントワークス株式会社

介護事業者向けのシステム開発・販売/東京都中央区/2006年11月設立

取得価額
7億5,000万円
対象の売上
8億2,800万円
対象の営業利益
1億3,800万円
対象の純資産
6億9,000万円

決算期:2024年3月期/譲渡前の株主:セントケア・ホールディング株式会社が100%保有/ほかにアドバイザリー費用等。合計760百万円。第三者のレンジ評価をもとに協議して決定

買収理由:DXソリューション事業の中核。譲受により事業化と収益化を加速

株式7億5,000万円は営業利益1億3,800万円の約5.4倍、売上8億2,800万円の0.91倍。純資産6億9,000万円との差は約6,000万円で、のれんはほとんど乗っていません。売り手は同業の大手(セントケア)で、ノンコア事業の整理と見られます。

買収後存続2026年10月5日時点

グループ会社一覧に社名のまま掲載されています。

確認元:株式会社インターネットインフィニティー 会社概要

出典:セントワークス株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

2022年10月14日事業譲受(子会社カンケイ舎が取得)

有料老人ホーム「フルール・ガーデン市原」「フルール・ガーデン相模原」

有料老人ホーム(中重度者向け)/千葉県市原市・神奈川県相模原市

取得価額
2億5,000万円
対象の売上
2億5,100万円
対象の営業利益
―
対象の純資産
―

譲渡前の株主:株式会社合の家/ほかにアドバイザリー費用等が概算32百万円。合計282百万円/対象事業の2021年9月期。売上総利益232百万円、経常利益52百万円

買収理由:既存の介護事業所と近距離に立地しており、中重度者向け施設の運営ノウハウ取得と送客体制の強化

承継した資産は1,300万円、負債は1,000万円だけ。つまり2億5,000万円のほぼ全額が、施設の運営権と入居者の関係に対する評価です。会社を売らず施設事業だけを切り出した形で、売り手には法人が残っています。

買収後存続2026年10月5日時点

事業譲受のため、売り手の法人(合の家)は存続しています。施設はカンケイ舎が運営しています。

確認元:当社連結子会社における事業譲受けに関するお知らせ

出典:当社連結子会社における事業譲受けに関するお知らせ

2022年9月26日株式譲渡(100%)

株式会社正光技建

住宅リフォーム工事の設計・施工、新築工事/広島県廿日市市/2008年10月設立

取得価額
1億9,600万円
対象の売上
3億5,000万円
対象の営業利益
2,200万円
対象の純資産
1億200万円

決算期:2021年9月期/譲渡前の株主:個人2名(66.67%と33.33%)/ほかにアドバイザリー費用等。合計231百万円

買収理由:住宅改修事業の拡大

売上3億5,000万円・営業利益2,200万円の会社が、株式1億9,600万円。営業利益の約8.9倍、純資産1億200万円の約1.9倍です。親子・兄弟などで株式を分け合っている会社でも成立しています。

買収後吸収合併2026年10月5日時点

2026年6月1日、同じグループの株式会社フルケアを存続会社とする吸収合併により消滅しました。買収から約3年9か月後です。広島のリフォーム会社を2社持つことになったため、先に買ったフルケアへ統合した形です。

確認元:完全子会社間の吸収合併に関するお知らせ

出典:株式会社正光技建の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

2021年2月2日株式譲渡(100%)

株式会社フルケア

住宅改修工事(住宅リフォーム)の設計・施工/広島県広島市/1999年3月設立

取得価額
3億3,000万円
対象の売上
5億8,000万円
対象の営業利益
1円未満
対象の純資産
1億3,800万円

決算期:2020年3月期/譲渡前の株主:個人1名が100%保有/ほかにアドバイザリー費用等。合計335百万円

買収理由:住宅改修事業への参入

直前期の営業利益はほぼゼロ(2年前は4,900万円、前年は1,800万円と落ちていました)。それでも株式3億3,000万円、純資産1億3,800万円の約2.4倍で売れています。買い手が見ていたのは直近の利益ではなく、事業そのものと過去の実績です。なおこの会社は、後に買った正光技建を吸収する側になりました。

買収後存続2026年10月5日時点

グループ会社一覧に社名のまま掲載されています。2026年6月には同じグループの正光技建を吸収合併し、存続会社になりました。

確認元:株式会社インターネットインフィニティー 会社概要

出典:株式会社フルケアの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

この会社に売るといくらか

取得価額が開示された4件の実績です。公表されている数字をそのまま並べたもので、 自社の価格を保証するものではありません。 営業利益率が低い業種では営業利益の倍率が大きく出るので、売上との比もあわせてご覧ください。

  • セントワークス株式会社7億5,000万円(売上の0.91倍・営業利益の5.4倍)
  • 有料老人ホーム「フルール・ガーデン市原」「フルール・ガーデン相模原」2億5,000万円(売上の1.00倍)
  • 株式会社正光技建1億9,600万円(売上の0.56倍・営業利益の8.9倍)
  • 株式会社フルケア3億3,000万円(売上の0.57倍)※営業利益ほぼゼロでの譲渡

自社だといくらになるかは、売却相場の考え方をご覧ください。

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本ページは株式会社インターネットインフィニティーが公表した適時開示をもとに編集部が整理したものです。 同社とは資本関係・提携関係はなく、掲載にあたって金銭のやり取りはありません。 内容に誤りがある場合はお問い合わせよりご連絡ください。最終更新:2026年10月5日