7091東証グロース

株式会社リビングプラットフォームのM&A実績

介護施設を「自社開発と事業承継の両輪」で増やしている会社です。定員9名のグループホーム1か所、保育園1か所、調剤薬局1店舗といった小さな単位から引き受けています。売り手は創業社長個人が中心ですが、NTTグループの会社やHITOWAのような大手が手放す施設も譲り受けています。初めて出る地域には、地元の事業者を承継して足場を作るのが基本の進め方です。

株式会社リビングプラットフォームが公表した適時開示15件をもとに整理しています。データ時点:2026年10月9日(新しい開示が出たら追加します)

会社概要

本社
北海道札幌市中央区
設立
2011年6月
事業内容
介護施設(高齢者グループホーム・有料老人ホーム)、障がい者支援施設、保育園を全国で運営する持株会社。札幌創業
売上高
220億5,700万円(2026年3月期(連結))
営業利益
4億6,700万円
純資産
24億9,600万円

どんな会社を買っているか

買う業種
高齢者グループホーム(認知症対応型共同生活介護)/有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅/障がい者グループホーム・生活介護/保育園(認可・小規模認可)/調剤薬局
対象の規模
対象の売上 3,000万円〜25.4億円(多くは1億〜6億円)
手法
株式譲渡(子会社化)と、施設単位の事業譲受・吸収分割の両方。会社ごとではなく「この施設だけ」を買う形が多い。2026年には入札を経た吸収分割で計30億円超の案件も
赤字でも買うか
買っている(実績あり)
買収後の扱い
株式で買った会社は、ブルー・ケア、ID・アーマン、エムズコンサルティングのように社名のまま子会社として残る例があります。一方、2023年に子会社化したトゥルースと橙果舎は、公式サイトの関係会社一覧に社名がありません。事業譲受で引き取った施設は、介護子会社のリビングプラットフォームケアが運営を引き継ぎ、施設名は「ライブラリ◯◯」に変わる例があります(グループホームつぶぞろい→ライブラリ船橋)。
  • 取得価額は、2026年の首都圏の障がい者支援事業2件(23億700万円・7億8,000万円)を除いて非開示です。ただし多くの開示で「連結純資産の2%未満」「5%未満」「10%未満」と上限が書かれており、当時の連結純資産からおおよその上限額が読めます
  • 債務超過の会社も買っています。ブルー・ケア(純資産マイナス9億1,000万円)は「金額は僅少」、トゥルース(同マイナス78万円)は「連結純資産の2%未満=約2,700万円未満」でした
  • 決算短信のキャッシュ・フロー計算書によると、2025年3月期の「事業譲受による支出」は2,610万円です。この期に完了したと開示された事業譲受はテルウェル東日本(グループホーム1施設)とリップルコミュニティ(保育園1施設)の2件で、2件合わせて売上1億500万円の施設を2,610万円で引き取った計算になります(2026年6月25日開示の『(訂正・数値データ訂正)「2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について』)
  • 公式サイトに「事業承継」のページを設け、創業以来約30件の承継実績と、個人の創業経営者から上場企業まで受け入れていることを掲げています。施設介護、在宅介護、認可保育園が対象として明記されています

買収の履歴15件

すべて同社が公表した適時開示から転記しています。「―」は開示が無いか、 まだ取り込めていない項目です。

2026年10月8日吸収分割(子会社チャレンジプラットフォームが事業を承継し、対価として現金を払う)。入札を経て選定

株式会社日本クリードの障がい者支援事業

障がい者支援事業(障がい者グループホーム・生活介護等)/東京都中央区/分割会社は2001年6月設立設立

取得価額
7億8,000万円
対象の売上
25億3,800万円
対象の営業利益
2億円
対象の純資産
―

決算期:2026年3月期/譲渡前の株主:個人2名(浅岡 和也 90%、浅葉 秀実 10%)/第三者算定機関(赤坂国際会計)のDCF法で事業価値672百万円〜784百万円、その範囲内で決定。対価は借入金で充当予定。国土信和(23億700万円)と同時の承継

買収理由:首都圏の障がい者支援事業でのドミナント戦略の強化とシェア拡大

売上25億3,800万円・営業利益2億円に対して7億8,000万円。営業利益の3.9倍、売上の0.3倍です。会社全体の純資産は3億400万円でした。営業利益はマイナス1億500万円→9,200万円→2億円と、2期前の赤字から立て直した直後の譲渡です。承継する資産7億1,800万円に対し負債4億3,700万円(うち未払金2億8,800万円)を引き継ぐ見込みです。同じ所在地の国土信和と同時に入札にかけられ、こちらは個人株主2名の会社でした。

買収後実行前2026年10月9日時点

吸収分割の効力発生日は2026年12月1日(予定)。許認可の手続き次第で、一部の事業所は承継時期がずれる可能性があると開示されています。

確認元:連結子会社における会社分割(吸収分割)による事業の承継に関するお知らせ

出典:連結子会社における会社分割(吸収分割)による事業の承継に関するお知らせ

2026年10月8日吸収分割(子会社チャレンジプラットフォームが事業を承継し、対価として現金を払う)。入札を経て選定

株式会社国土信和の障がい者支援事業等

障がい者グループホーム、生活介護、就労継続支援B型、住宅型有料老人ホーム、不動産管理(賃貸住宅・建物管理)、公共施設の運営(子会社ニチビルコミュニティーの事業を含む)/東京都中央区/分割会社は1999年5月設立設立

取得価額
23億700万円
対象の売上
16億9,900万円
対象の営業利益
3億2,400万円
対象の純資産
―

決算期:直近期(承継事業)/譲渡前の株主:株式会社信和ホールディングスが100%保有/第三者算定機関(赤坂国際会計)のDCF法で事業価値2,189百万円〜2,415百万円、その範囲内で決定。対価は借入金で充当予定。日本クリード(7億8,000万円)と同時の承継/承継する事業部門の数値。分割会社全体は2026年4月期で売上1,854百万円・営業利益479百万円・純資産894百万円

買収理由:首都圏の障がい者支援事業でのドミナント戦略の強化とシェア拡大

承継事業の売上16億9,900万円・営業利益3億2,400万円に対して23億700万円。営業利益の約7倍です。承継する資産は12億900万円・負債は1億1,700万円の見込みと開示されています。分割会社の売上は14億6,300万円→16億4,300万円→18億5,400万円、営業利益は2億2,500万円→3億7,300万円→4億7,900万円と伸び続けていました。開示の日程に「入札参加承認」「意向表明提出」「選定結果通知」とあり、売り手側が入札の形で買い手を選んだことが読み取れます。

買収後実行前2026年10月9日時点

吸収分割の効力発生日は2026年12月1日(予定)。許認可の手続き次第で、一部の事業所は承継時期がずれる可能性があると開示されています。

確認元:連結子会社における会社分割(吸収分割)による事業の承継に関するお知らせ

出典:連結子会社における会社分割(吸収分割)による事業の承継に関するお知らせ

2026年8月17日事業譲受(子会社リビングプラットフォームケアが譲受。承継する負債なし)

株式会社HITOWAの高齢者グループホーム2施設

高齢者グループホーム「イリーゼグループホーム戸田公園」「イリーゼグループホーム浦和さいど」(各18室)/東京都港区(施設は埼玉県戸田市・さいたま市)/譲渡会社は1997年2月設立設立

取得価額
―
対象の売上
1億8,900万円
対象の営業利益
―
対象の純資産
―

決算期:2026年3月期/譲渡前の株主:譲渡会社は株式会社HITOWA(大株主は非開示)/非開示(相手先の意向)。「2026年3月期の連結純資産の5%未満」と開示。同期末の連結純資産2,496百万円の5%=約1億2,500万円を下回ると読める

買収理由:埼玉県内でのドミナント戦略の強化

2施設で売上1億8,900万円。売り手は全国に約150施設を持つ大手のHITOWAです。大手が地域ごとに施設を整理し、その地域で施設を増やしたい会社に渡す形です。事業譲受の資産は「僅少」とされ、負債は引き継ぎません。

買収後実行前2026年10月9日時点

事業譲渡の効力発生日は2027年1月1日(予定)。

確認元:連結子会社における事業譲受に関するお知らせ

出典:連結子会社における事業譲受に関するお知らせ

2026年2月24日吸収分割(子会社メディカルプラットフォームが事業を承継し、対価として現金を払う。負債の承継なし)

ポポヤクコーポレーション株式会社の調剤薬局1店舗

調剤薬局「ピリカ北25条薬局」1店舗(札幌市北区)/北海道札幌市(その後、旭川市へ本店移転)/譲渡会社は2017年6月設立設立

取得価額
―
対象の売上
9,200万円
対象の営業利益
―
対象の純資産
―

決算期:2025年5月期/譲渡前の株主:小笠原 隆司 51.6%、旭川市の別法人(同名のポポヤクコーポレーション株式会社)48.4%/非開示(相手先の意向)。マルチプル法で算定した事業予測をもとに協議して決定。承継資産は6百万円程度

買収理由:札幌市内の介護・障がい者施設と連携する薬局事業への参入

複数店舗を持つ薬局会社から、1店舗だけを切り出して売った例です。売上9,200万円。この薬局はもともとグループの施設への配薬を担っていた取引先でした。取引のある相手が買い手になることもあります。

買収後存続2026年10月9日時点

2026年4月1日に承継が完了したと開示されています。法人ではなく薬局1店舗の承継で、メディカルプラットフォームが運営しています。

確認元:(開示事項の経過)当社連結子会社における吸収分割完了に関するお知らせ

出典:連結子会社における会社分割(吸収分割)による事業の承継に関するお知らせ

2025年7月1日株式譲渡(子会社化)

株式会社エムズコンサルティング

住宅型有料老人ホーム「つむぎ」(尾張旭市・25室、訪問介護併設)、訪問看護ステーション(名古屋市)/愛知県名古屋市/2010年3月設立

取得価額
―
対象の売上
―
対象の営業利益
―
対象の純資産
―

決算期:非開示/譲渡前の株主:株式会社リオエナジーが100%保有/非開示(相手先の希望)。「2025年3月期の連結純資産の10%未満」と開示。同期末の連結純資産2,052百万円の10%=約2億500万円を下回ると読める

買収理由:初進出となる愛知県での足場づくり

業績は相手先の希望で非開示です。開示文には「初進出地域の展開は、事業承継により拠点を創ることで…安定的な新規展開を実現してきました」とあり、買い手がまだいない地域の施設ほど、最初の1件として求められることが分かります。

買収後存続2026年10月9日時点

公式サイトの関係会社一覧(介護事業)に社名のまま掲載されています。

確認元:リビングプラットフォーム 会社概要(関係会社一覧)

出典:株式譲渡契約締結(完全子会社化)に関するお知らせ

2025年3月12日事業譲受(子会社ナーサリープラットフォームが譲受。承継した負債なし)

株式会社リップルコミュニティの保育園1施設

小規模認可保育事業「sora保育園」(定員19名・0〜2歳)/東京都新宿区(施設はさいたま市北区)/譲渡会社は2018年3月設立設立

取得価額
―
対象の売上
3,000万円
対象の営業利益
―
対象の純資産
―

決算期:2024年3月期/譲渡前の株主:個人1名(山口 龍佑)が100%保有/開示に金額の記載なし。ただし2025年3月期の決算短信の「事業譲受による支出」は26百万円で、同期に完了した事業譲受はこの案件とテルウェル東日本の2件のみ(2件の合計額)

買収理由:保育事業の拠点拡大

この会社の案件で最小の、売上3,000万円の保育園1か所です。譲渡会社は携帯ショップやイベント請負などを営む会社で、本業から離れた保育園だけを切り出して売っています。本業と関係の薄い1施設でも、専門の事業者が引き取ります。

買収後存続2026年10月9日時点

2025年3月1日に事業譲受が完了したと開示されています。法人ではなく施設の譲受で、公式サイトの沿革にも「2025年3月 ㈱リップルコミュニティの1施設を事業譲受」と載っています。

確認元:リビングプラットフォーム 企業情報(沿革)

出典:当社連結子会社による事業譲受に関するお知らせ

2025年2月14日吸収分割(子会社リビングプラットフォームケアが事業を承継し、対価として現金を払う。負債の承継なし)

株式会社エコの高齢者グループホーム7施設(2回目)

高齢者グループホーム7施設(二本松市・三春町・小野町、各18室)/福島県郡山市/分割会社は1999年8月設立設立

取得価額
―
対象の売上
5億7,300万円
対象の営業利益
―
対象の純資産
―

決算期:2024年6月期/譲渡前の株主:個人1名(猪狩 恭一郎)が100%保有/非開示(相手先の意向)。DCF法で算定。承継資産は17百万円程度/承継する7施設の売上のみ(本部経費の配賦が困難なため利益は非開示)

買収理由:福島県内でのドミナント戦略の強化

2023年に7施設を譲った同じ社長が、2年後に別の7施設も同じ買い手に譲った例です。一度に全部を売らず、施設を分けて段階的に手放す進め方が実際に取られています。売上5億7,300万円。

買収後存続2026年10月9日時点

2025年4月1日に承継が完了したと開示されています。法人ではなく施設の承継で、リビングプラットフォームケアが運営しています。

確認元:(開示事項の経過)当社連結子会社による事業譲受完了に関するお知らせ

出典:連結子会社における会社分割(吸収分割)による事業の承継に関するお知らせ

2024年10月30日事業譲受(子会社リビングプラットフォームケアが譲受。承継した負債なし)

テルウェル東日本株式会社の高齢者グループホーム1施設

高齢者グループホーム「テルウェルグループホームひなたぼっこ」(17室)/東京都江東区(施設は仙台市若林区)/譲渡会社は2001年4月設立設立

取得価額
―
対象の売上
7,500万円
対象の営業利益
―
対象の純資産
―

決算期:2024年3月期/譲渡前の株主:東日本電信電話株式会社91.7%ほかNTTグループ4社で100%/非開示(相手先の意向)。「2024年3月期の連結純資産の5%未満」と開示(同期末1,662百万円の5%=約83百万円未満)。2025年3月期の決算短信の「事業譲受による支出」は26百万円で、同期に完了した事業譲受はこの案件とリップルコミュニティの2件のみ(2件の合計額)

買収理由:仙台市内でのドミナント戦略の拡大

売り手はNTT東日本の子会社です。居宅介護や訪問介護を中心に59事業所を持つ会社が、グループホーム1施設だけを手放しました。売上7,500万円。大手でも、本筋から外れた1施設は地域の専門事業者に渡しています。

買収後存続2026年10月9日時点

2025年1月15日に事業譲受が完了したと開示されています。法人ではなく施設の譲受で、リビングプラットフォームケアが運営しています。

確認元:(開示事項の経過)当社連結子会社による事業譲受完了に関するお知らせ

出典:当社連結子会社における事業譲受に関するお知らせ

2023年12月15日事業譲受(子会社リビングプラットフォームケアが譲受。承継する負債なし)

有限会社シニアケアの高齢者グループホーム2施設

高齢者グループホーム「シニアケア塚口」「シニアケアサザン塚口」(各18室)/兵庫県尼崎市/譲渡会社は1998年7月設立設立

取得価額
―
対象の売上
1億4,600万円
対象の営業利益
―
対象の純資産
―

決算期:2022年12月期/譲渡前の株主:代表者(横尾 英子)が49.2%を保有(ほかの株主は開示なし)/非開示(相手先の意向)。「2023年3月期の連結純資産の5%未満」と開示。同期末の連結純資産1,471百万円の5%=約7,400万円を下回ると読める

買収理由:兵庫県の阪神南地域への初出店

2施設で売上1億4,600万円、取得額は7,400万円未満です。譲渡会社は日本語学校や介護人材の養成も営んでおり、グループホームだけを切り出して売り、残りの事業は手元に残しています。

買収後存続2026年10月9日時点

公式サイトの沿革に「2024年3月 ㈲シニアケア(兵庫県尼崎市)の2施設を事業譲渡により事業譲受」とあり、予定どおり完了しています。施設はリビングプラットフォームケアが運営しています。

確認元:リビングプラットフォーム 企業情報(沿革)

出典:当社連結子会社における事業譲受に関するお知らせ

2023年1月30日吸収分割(子会社リビングプラットフォームケアが事業を承継し、対価として現金を払う。負債の承継なし)

株式会社エコの高齢者グループホーム7施設(1回目)

高齢者グループホーム7施設(須賀川市・田村市・鏡石町・天栄村・矢吹町、各18室)/福島県郡山市/分割会社は1999年8月設立設立

取得価額
―
対象の売上
5億5,200万円
対象の営業利益
―
対象の純資産
―

決算期:2022年6月期/譲渡前の株主:個人1名(猪狩 恭一郎)が100%保有/非開示(相手先の意向)。エコ社の実績と事業計画に当社が修正を加え、DCF法で算定。承継資産は50百万円程度/承継する7施設の売上のみ(本部経費の配賦が困難なため利益は非開示)

買収理由:初出店となる福島県で、東北でのシェア拡大の基盤を作る

郡山市を中心に複数の介護施設を持つ会社が、一部の7施設だけを切り出して譲りました。売上5億5,200万円。2年後の2025年には残りのうち別の7施設も同じ買い手に譲っています。全施設を一度に売らなくても、まず一部を譲って相手を見極めるという進め方の実例です。

買収後存続2026年10月9日時点

2025年2月の2回目の開示で「2023年にエコ社より高齢者グループホーム7施設を承継しており」と述べられており、承継は完了しています。施設はリビングプラットフォームケアが運営しています。

確認元:連結子会社における会社分割(吸収分割)による事業の承継に関するお知らせ

出典:連結子会社における会社分割(吸収分割)による事業の承継に関するお知らせ

2023年1月10日株式譲渡(子会社リビングプラットフォームケアが取得=孫会社化)

株式会社橙果舎

高齢者グループホーム2施設(恵庭市)、共同住宅1施設(札幌市手稲区)/北海道札幌市/2007年9月設立

取得価額
―
対象の売上
2億750万円
対象の営業利益
450万円
対象の純資産
1,790万円

決算期:2022年7月期/譲渡前の株主:岡崎 政司 80%、岡崎 まさ子 20%(個人2名)/非開示(相手先の希望)。「2022年3月期の連結純資産の10%未満」と開示。同期末の連結純資産1,346百万円の10%=約1億3,500万円を下回ると読める

買収理由:初出店となる恵庭市で、北海道内のドミナント戦略を強化

売上2億750万円・営業利益449万円・純資産1,794万円。営業利益は24万円→マイナス323万円→449万円と、利益がほぼ出ていない水準での譲渡です。開示が挙げた取得理由は、グループが未進出だった恵庭市に拠点ができることでした。

買収後不明2026年10月9日時点

公式サイトの沿革には「2023年2月 ㈱橙果舎を子会社化」とありますが、現在の関係会社一覧に社名がありません。合併や商号変更の開示は確認できていません。

確認元:リビングプラットフォーム 会社概要(関係会社一覧)

出典:連結子会社における株式譲渡契約締結(完全子会社化)に関するお知らせ

2022年12月8日株式譲渡(子会社リビングプラットフォームケアが取得=孫会社化)

有限会社トゥルース

高齢者グループホーム「グループホーム六甲」1施設(定員9名)/兵庫県神戸市/2003年6月設立

取得価額
―
対象の売上
4,110万円
対象の営業利益
△960万円
対象の純資産
△80万円

決算期:2022年3月期/譲渡前の株主:個人1名(二宮 元吉)が100%保有/非開示(相手先の希望)。「2022年3月期の連結純資産の2%未満」と開示。同期末の連結純資産1,346百万円の2%=約2,700万円を下回ると読める

買収理由:神戸市への初出店。同市は公募で地域での運営実績を求めるため、承継で参入

定員9名、グループホームとして最小規模。売上4,100万円で営業赤字、債務超過の有限会社です。それでも買われた理由ははっきり書かれています。神戸市では新規の許認可に「市内での運営実績」が必要で、この会社の許認可そのものが参入の切符だったのです。実際、その後の開示によれば、市の公募に選ばれて2024年6月に27名定員へ増床する予定となりました。小さくて赤字でも、許認可が取りにくい地域では価値になります。

買収後不明2026年10月9日時点

公式サイトの沿革には「2023年1月 ㈲トゥルースを子会社化」とありますが、現在の関係会社一覧に社名がありません。施設は「ライブラリ六甲」として運営されていると2023年12月の開示にあります。合併や商号変更の開示は確認できていません。

確認元:リビングプラットフォーム 会社概要(関係会社一覧)

出典:連結子会社における株式譲渡契約締結(完全子会社化)に関するお知らせ

2021年12月15日株式譲渡(完全子会社化)

有限会社ID・アーマン

保育園2施設(市川市の認可外「ブルゥミング幼保園」定員75名、船橋市の認可保育所「ブルゥミング保育園」定員90名)/千葉県市川市/2003年5月(創業1998年)設立

取得価額
―
対象の売上
2億40万円
対象の営業利益
170万円
対象の純資産
1,720万円

決算期:2021年3月期/譲渡前の株主:仲谷 修 83.3%、仲谷 さだ 16.7%(個人2名)/非開示(相手先の希望)。「2021年3月期の連結純資産の6%未満」と開示

買収理由:教育を中心とした特色ある保育プログラムをグループの保育園に広げる

売上2億円・営業利益173万円・純資産1,716万円。営業利益はマイナス377万円→974万円→173万円と、ほぼ収支均衡の保育園です。開示が挙げた取得理由は利益ではなく、独自の教育プログラムでした。数字に表れにくい「やり方」も、買い手にとっては買う理由になります。

買収後存続2026年10月9日時点

公式サイトの関係会社一覧(保育事業)に「有限会社ID・アーマン」が社名のまま掲載されています。

確認元:リビングプラットフォーム 会社概要(関係会社一覧)

出典:株式譲渡契約締結(完全子会社化)に関するお知らせ

2021年11月12日事業譲受(子会社リビングプラットフォームケアが譲受)

有限会社アートアシストの高齢者グループホーム1施設

高齢者グループホーム「グループホームつぶぞろい」1施設(18室)/千葉県松戸市(施設は船橋市)/譲渡会社は1991年3月設立設立

取得価額
―
対象の売上
8,800万円
対象の営業利益
1,200万円
対象の純資産
―

決算期:2020年9月期/譲渡前の株主:譲渡会社は有限会社アートアシスト(株主構成は非公開)/非公開(先方の希望)。専門家のデュー・デリジェンスを踏まえて決定。「直前連結会計年度末の連結純資産の30%未満」と開示

買収理由:未進出だった船橋市への出店と、千葉県内のドミナント戦略の強化

グループホーム1施設で売上8,800万円・営業利益1,200万円(利益率14%)。施設は「ライブラリ船橋」に名前を変えて運営されています。施設の名前は残らないこともある、という点は譲る前に知っておきたいところです。

買収後存続2026年10月9日時点

2022年2月1日に事業譲受が完了したと開示されています。公式サイトの沿革に「㈲アートアシスト グループホームつぶぞろい(現:ライブラリ船橋)を事業承継」とあり、施設名を変えて運営が続いています。

確認元:リビングプラットフォーム 企業情報(沿革)

出典:当社連結子会社における事業譲渡契約締結(事業の一部譲受)に関するお知らせ

2021年8月31日株式譲渡(完全子会社化)

ブルー・ケア株式会社

サービス付き高齢者向け住宅・住宅型/介護付き有料老人ホーム5施設(札幌市・江別市・旭川市、計546室)/北海道札幌市/2019年3月設立

取得価額
―
対象の売上
13億5,900万円
対象の営業利益
△2億7,200万円
対象の純資産
△9億1,000万円

決算期:2021年3月期/譲渡前の株主:ブルーメロンキャピタル株式会社が100%保有(同社は木山ホールディングス株式会社が100%保有)/非開示(相手先の希望)。ただし「金額は僅少」と開示

買収理由:北海道内の施設網の拡大。前年度からの業務委託で収益が改善し、今期単体の黒字を見込む

売上13億5,900万円、営業損失2億7,200万円、純資産マイナス9億1,000万円の債務超過で、取得額は「僅少」でした。買い手は取得の前年から業務委託でコンサルティングと資金貸付をしており、収益が大幅に改善したと開示しています。売り手側の会社には施設の一部を貸している関係もありました。先に運営を手伝ってもらう関係から、そのまま譲渡に進んだ例です。

買収後存続2026年10月9日時点

2021年10月1日に株式取得が完了。公式サイトの関係会社一覧(介護事業)に社名のまま掲載されています。

確認元:リビングプラットフォーム 会社概要(関係会社一覧)

出典:株式譲渡契約締結(完全子会社化)に関するお知らせ

この会社に売るといくらか

取得価額が開示された2件の実績です。公表されている数字をそのまま並べたもので、 自社の価格を保証するものではありません。 営業利益率が低い業種では営業利益の倍率が大きく出るので、売上との比もあわせてご覧ください。

  • 株式会社日本クリードの障がい者支援事業7億8,000万円(売上の0.31倍・営業利益の3.9倍)
  • 株式会社国土信和の障がい者支援事業等23億700万円(売上の1.36倍・営業利益の7.1倍)

自社だといくらになるかは、売却相場の考え方をご覧ください。

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本ページは株式会社リビングプラットフォームが公表した適時開示をもとに編集部が整理したものです。 同社とは資本関係・提携関係はなく、掲載にあたって金銭のやり取りはありません。 内容に誤りがある場合はお問い合わせよりご連絡ください。最終更新:2026年10月9日