株式会社オートバックスセブンのM&A実績
買っている相手は大きく2種類です。ひとつは自社のフランチャイズ加盟店で、店舗だけ、または会社ごと本部が引き取ります。もうひとつは地方の整備工場や輸入車ディーラーで、加盟店でもなく取引もなかった会社を、社長個人から買っています。どちらも売り手の多くは地方のオーナー社長で、資本金1,000万円台の会社も含まれます。
株式会社オートバックスセブンが公表した適時開示23件をもとに整理しています。データ時点:2026年10月9日(新しい開示が出たら追加します)
会社概要
- 本社
- 東京都江東区
- 設立
- 1948年8月
- 事業内容
- カー用品店「オートバックス」のフランチャイズ本部。カー用品の卸売・小売に加え、車検・整備、車両販売、輸入車ディーラー、板金塗装まで手がける
- 売上高
- 2,800億5,500万円(2026年3月期(連結))
- 営業利益
- 137億9,500万円
- 純資産
- 1,366億2,100万円
どんな会社を買っているか
- 買う業種
- カー用品小売(オートバックス加盟店)/自動車の車検・整備/新車・中古車販売(輸入車・EVの正規ディーラー)/ホームセンター併設の車検・タイヤ販売/カスタムカーの企画・製造/社内向けシステム開発・人材サービス
- 対象の規模
- 対象の売上 24億円〜68億円(業績が開示されたのは2件のみ。ほかは店舗数で1〜15店舗)
- 手法
- 株式譲渡(完全子会社化)が中心。加盟店からは店舗だけを買う事業譲受も多い。子会社(地域販売会社、ディーラー持株会社、BACS Boots)が買い手になる孫会社化、自社株を渡す簡易株式交換、70%・83.3%といった一部取得も使う
- 赤字でも買うか
- 黒字の会社のみ
- 買収後の扱い
- 業種によって扱いが分かれます。整備会社やディーラーは社名を残し、元の社長が続投することもあります(高森自動車整備工業、羽中田自動車工業)。一方、加盟店は地域販売会社へまとめられる傾向があり、ブルー・オーシャンは取得の翌日に吸収合併の予定でした。オートバックス美濃・熊本オートバックスなど、取得時に付けた社名が現在のグループ会社一覧から消えている例もあります。
- 取得価額はほとんど非開示です。理由は毎回「譲渡会社との合意により」。金額が分かるのは、富士通から買ったシステム会社(3億7,900万円)、株式交換のピューマ(約5億4,800万円)、設立直後の加盟店の51%(2,550万円)の3件だけでした
- ピューマの評価額は純資産の半分ほどでした。純資産15億4,200万円に対し、100%換算の評価額は約8億1,200万円。営業利益が2,000万円と薄く、EV/EBITDA法で評価されたためです。資産より稼ぐ力で値段が決まることを示しています
- 本部が加盟店の株を少し持っておき、あとで残りを買う流れが繰り返されています(ユーエイは3.1%、ブルー・オーシャンは17.1%、ピューマは32.5%を取得前から保有)
- 2024〜2025年の7件(近藤自動車工業、オトロンカーズ、ビーラインの持株会社、ユータムエンタープライズ、アルネックス、ジェー・シー・エー、事業譲受1件)は開示本文を確認できなかったため掲載していません。このうち近藤自動車工業などはグループ会社一覧に載っています
- 海外(オーストラリア、シンガポール)の買収や、2018年のアイエーオートバックス34%取得のような持分法適用の出資は掲載していません
買収の履歴23件
すべて同社が公表した適時開示から転記しています。「―」は開示が無いか、 まだ取り込めていない項目です。
株式会社羽中田自動車工業
車販売、車検・整備、カーリース、保険代理。Audi・ボルボ・BYDの正規ディーラー運営会社と保険代理店の計4社を傘下に持つ/山梨県甲府市/1957年2月設立
- 取得価額
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- 対象の売上
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- 対象の営業利益
- ―
- 対象の純資産
- ―
決算期:非開示/譲渡前の株主:羽中田麻由41.4%、羽中田小春29.3%、羽中田譲25.1%ほか(羽中田家)/非開示(譲渡会社との合意により記載せず)
買収理由:車販売事業の競争力強化。輸入車・EVの正規ディーラー網の取り込み
創業1957年、山梨の老舗ディーラーです。株は親族に分かれていましたが、全株をまとめて取得しています。取得後も羽中田麻由氏が代表取締役社長を続け、買い手側の持株会社の社長が代表取締役会長に入る形になりました。オーナー家の社長がそのまま経営を続ける売り方の実例です。傘下のディーラー会社や保険代理店も、まとめてグループに入っています。
羽中田自動車工業と傘下のグランツ、Vinge、Wing、ハートフル保険サービスが、いずれもグループ会社一覧に社名のまま載っています。
株式会社佐々木自動車
車検・整備、車販売/福島県福島市/2013年11月設立
- 取得価額
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- 対象の売上
- ―
- 対象の営業利益
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- 対象の純資産
- ―
決算期:非開示/譲渡前の株主:開示なし/非開示。開示文に取得価額の記載なし
買収理由:地域ごとの整備ネットワーク構築と顧客接点の拡大(中期経営計画の重点施策「新規拠点・チャネルの拡大」)
資本金1,500万円、設立2013年の整備・販売会社です。開示は1ページだけで、株主も業績も書かれていません。取得と同じ日に新しい代表取締役社長が就任しています。開示がここまで簡素でも、上場企業の買収として成立している例です。
株式会社シティ
カー用品小売(福島県でオートバックス6店舗、フランチャイズ加盟店)/福島県郡山市/1983年8月設立
- 取得価額
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- 対象の売上
- ―
- 対象の営業利益
- ―
- 対象の純資産
- ―
決算期:非開示/譲渡前の株主:合同会社アイ・ホールディングス(代表の伊藤健之氏が100%保有する持株会社)が100%保有/非開示(譲渡会社との合意により記載せず)
買収理由:福島エリアの店舗連携体制の最適化と競争力強化
福島でオートバックスを6店舗運営していた加盟店です。株主はオーナー個人ではなく、オーナーが100%持つ合同会社(持株会社)でした。持株会社はそのまま残し、事業会社の株だけを売る形で成立しています。社長は社内の取締役が引き継ぐ予定と開示されています。
グループ会社一覧に社名のまま載っています(2026年4月1日に取得予定として開示)。
株式会社ブルー・オーシャン
カー用品小売(埼玉県でオートバックス3店舗・スーパーオートバックス1店舗、フランチャイズ加盟店)/埼玉県熊谷市/1992年6月設立
- 取得価額
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- 対象の売上
- ―
- 対象の営業利益
- ―
- 対象の純資産
- ―
決算期:非開示/譲渡前の株主:岩元常緑82.9%、オートバックスセブン17.1%/非開示(譲渡会社との合意により記載せず)
買収理由:埼玉エリアの店舗連携体制の最適化と競争力強化
本部が以前から17.1%を持っていた加盟店を、残りを社長から買い取る形で取り込んでいます。取得の翌日に地域販売会社へ吸収合併する予定まで同じ開示に書かれており、社名は残らない前提の売却です。加盟店のオーナーにとって「本部に売る」ことが出口として実際に使われている例です。
2026年3月31日に株式取得、翌4月1日にオートバックス関東販売を存続会社として吸収合併し解散する予定と開示されています。グループ会社一覧にも社名はありません。
確認元:当社連結子会社による株式会社ブルー・オーシャンの株式取得 (孫会社化)および吸収合併(簡易合併)に関するお知らせ
株式会社アヤハディオのカー用品・車検整備事業(4店舗)
ホームセンター内のタイヤ・オイル・バッテリー販売と車検・整備(滋賀・京都・三重の4店舗)/滋賀県大津市(譲渡会社)/譲渡会社は1961年10月設立設立
- 取得価額
- ―
- 対象の売上
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- 対象の営業利益
- ―
- 対象の純資産
- ―
決算期:非開示/譲渡前の株主:譲渡会社の株主は綾羽株式会社42.78%、綾羽工業株式会社19.01%、河本英典14.08%ほか/非開示。開示文に譲受価額の記載なし
買収理由:ホームセンター併設の「AUTO IN車検・タイヤセンター」の店舗網拡大
会社ごとではなく、ホームセンターの一角で営んでいた車関連の売場と整備事業だけを切り出して売っています。本業のホームセンターは手元に残し、本業から外れた部門だけを専業の会社に渡す形です。受け皿のBACS Bootsは、2021年にジョイフル本田から同じようなホームセンター併設の車検・タイヤ会社を買って作った会社です。
譲り受けたBACS Bootsがグループ会社一覧に載っており、事業は同社が運営しています(2025年10月1日に譲受予定として開示)。
株式会社ピューマ
カー用品小売・車検・洗車・板金塗装・車両販売・ガソリンスタンド(富山県でオートバックス8店舗、スーパーオートバックス2店舗など計15店舗、フランチャイズ加盟店)/富山県射水市/1985年6月設立
- 取得価額
- ―
- 対象の売上
- 68億円
- 対象の営業利益
- 2,000万円
- 対象の純資産
- 15億4,200万円
決算期:2024年3月期/譲渡前の株主:増川智67.5%、オートバックスセブン32.5%/株式交換のため現金の支払いはなし。ピューマ株1株を688,151.445円と評価し、オートバックスセブン株358,396株を交付(基準株価1,528.386円)。取得した796株分で約5億4,800万円(開示の数字から編集部が計算)。100%換算では約8億1,200万円。ピューマ株の評価はEV/EBITDAマルチプル法
買収理由:資本力と事業展開力の相乗効果によるカーアフターマーケットでの競争力強化
売上68億円・営業利益2,000万円・純資産15億4,200万円。100%換算の評価額は約8億1,200万円で、純資産の半分ほどです。営業利益率は0.3%と薄く、利益から値段を出すEV/EBITDA法で評価されたため、純資産を大きく下回りました。資産を積んでいても利益が出ていなければ、純資産どおりには売れないことがはっきり出た例です。代金は現金ではなくオートバックスセブンの株で支払われています。
株式会社ユーエイ
カー用品小売(埼玉・茨城でオートバックス8店舗・スーパーオートバックス1店舗、フランチャイズ加盟店)/埼玉県越谷市/1990年10月設立
- 取得価額
- ―
- 対象の売上
- ―
- 対象の営業利益
- ―
- 対象の純資産
- ―
決算期:非開示/譲渡前の株主:一柳昌利96.9%、オートバックスセブン3.1%/非開示(譲渡会社との合意により記載せず)
買収理由:エリア内の競争力強化と収益力の向上
埼玉・茨城で9店舗を運営していた加盟店を、社長個人から買い取っています。社名は残り、代表者は一柳氏から金子貴行氏に替わる予定と開示されました。同じ加盟店の取り込みでも、ブルー・オーシャンのように合併される場合と、ユーエイのように社名が残る場合があります。
株式会社ABシステムソリューション
システム企画・開発・運用保守、ハードウェア・ソフトウェア販売/東京都江東区/2002年6月設立
- 取得価額
- 3億7,900万円
- 対象の売上
- 24億1,800万円
- 対象の営業利益
- 1億9,200万円
- 対象の純資産
- 6億2,600万円
決算期:2022年3月期/譲渡前の株主:富士通株式会社85.1%、オートバックスセブン14.9%/378,968,784円(2023年6月28日の経過開示で確定)。取得した85.1%分の金額
買収理由:DX推進のためのIT基盤構築領域の強化
売上24億1,800万円・営業利益1億9,200万円・純資産6億2,600万円。取得額3億7,900万円を100%に換算すると約4億4,500万円で、純資産を下回り、営業利益の2.3倍ほどです。売り手は富士通で、対象はオートバックスが14.9%を持ち、同社のシステム保守・開発を請け負っていた会社でした。大企業が子会社を手放すときは、黒字でも純資産を下回る値段でまとまることがある例です。
取得後に株式会社オートバックスデジタルイニシアチブへ社名変更しています(経過開示に「現:」と明記)。グループ会社一覧にもその名前で載っています。
確認元:(開示事項の経過)株式会社ABシステムソリューションの株式取得によるDX戦略子会社化(完全子会社化)に関するお知らせ
株式会社G-7・オートバックスつくば
カー用品小売(茨城県つくばエリアのフランチャイズ加盟店)/神戸市須磨区/2022年1月設立
- 取得価額
- 2,550万円
- 対象の売上
- ―
- 対象の営業利益
- ―
- 対象の純資産
- ―
決算期:設立直後のため実績なし/譲渡前の株主:株式会社G-7・オート・サービス(G-7ホールディングスの100%子会社)/2回目の51%分が25,500,000円。1株5万円で、資本金5,000万円・1,000株に対して額面どおりの水準。1回目の49%分は非開示
買収理由:つくばエリアでのシェア拡大と営業体制の最適化
大手加盟店のG-7グループが2022年1月に作った新会社を、半年で全株引き取った案件です。51%の価格2,550万円は、資本金のうち51%分とぴったり同じ額でした。設立直後で利益の実績がない会社は、出資した額で引き継がれることが分かります。
取得後に株式会社オートバックスつくばへ社名変更し、グループ会社一覧にもその名前で載っています。
有限会社ファトラスタイリング
カスタムコンプリートカーのデザイン設計・開発、自動車用品の製造販売/静岡県御殿場市/1986年10月設立
- 取得価額
- ―
- 対象の売上
- ―
- 対象の営業利益
- ―
- 対象の純資産
- ―
決算期:非開示/譲渡前の株主:田沼良之80.0%、田沼三恵20.0%/非開示(譲渡会社との合意による)
買収理由:オリジナルブランド「ESQUELETO」の強化とカスタムコンプリートカー市場への本格参入
資本金500万円の有限会社です。買われたのは70%で、創業者の田沼良之氏は取得後も代表取締役を続ける予定と開示されました。以前から製造委託の取引があった相手で、取引先が買い手になった例です。開示には、塗装・板金など同社にない機能を今後拡充するとも書かれています。
取得時に株式会社へ移行する予定と開示され、その後2025年4月1日付で株式会社ゴードンミラーへ社名変更しています。グループ会社一覧にもゴードンミラーとして載っています。
株式会社ジョイフル車検・タイヤセンター
車検・整備・タイヤ販売(千葉・東京・群馬・栃木・茨城)/千葉県印西市/1965年2月設立
- 取得価額
- ―
- 対象の売上
- ―
- 対象の営業利益
- ―
- 対象の純資産
- ―
決算期:非開示/譲渡前の株主:株式会社ジョイフル本田(上場企業)が100%保有(非連結子会社)/非開示(譲渡会社との合意による)
買収理由:ホームセンター利用客向けの車関連サービス拡充と、ジョイフル本田とのアライアンス模索
売り手はホームセンターのジョイフル本田で、本業と離れた車検・タイヤの子会社を手放した案件です。オートバックスはこの会社をBACS Bootsとして残し、2025年にはアヤハディオから同じようなホームセンター内の車関連事業を買う受け皿にしています。本業と違う子会社が、専業の会社に渡って次の買収の核になる流れです。
株式会社BACS Bootsへ社名変更し、2025年9月の事業譲受の開示に譲受側の子会社(設立1965年2月、所在地も同じ)として登場しています。グループ会社一覧にも載っています。
株式会社TAインポート
Audi正規ディーラー3拠点の運営(栃木・千葉北部)、整備、板金塗装、損害保険代理/栃木県宇都宮市/2010年2月設立
- 取得価額
- ―
- 対象の売上
- ―
- 対象の営業利益
- ―
- 対象の純資産
- ―
決算期:非開示/譲渡前の株主:中村芳啓94.8%ほか/非開示(譲渡人との合意による)
買収理由:新たな自動車メーカーとのネットワーク構築(マルチディーラー化)
社長が94.8%を持つ、設立11年の輸入車ディーラーです。メーカーの正規ディーラー権を持つ会社は、それ自体が買い手にとっての価値になります。オートバックスは2026年にも山梨でAudi・ボルボ・BYDのディーラーを持つ羽中田自動車工業を買っており、ディーラーを続けて集めています。
現在のグループ会社一覧にTAインポートの社名はありません。グループ内での合併や社名変更が考えられますが、開示で確認できていません。
高森自動車整備工業株式会社
自動車の修理・整備、販売・リース/三重県津市/1961年3月設立
- 取得価額
- ―
- 対象の売上
- ―
- 対象の営業利益
- ―
- 対象の純資産
- ―
決算期:非開示/譲渡前の株主:髙森啓之100%/非開示(譲渡会社との合意による)
買収理由:次世代技術に対応する整備ネットワークの構築
創業1961年、社長が全株を持つ地方の整備工場です。取得後も社名・所在地・代表者を変えないと開示されており、社長がそのまま経営を続ける形でした。それまでオートバックスとは取引もなかった会社で、加盟店でなくても買い手の対象になります。
株式会社オートスターズ
カー用品小売(熊本県でオートバックス8店舗、フランチャイズ加盟店)/熊本県熊本市/1986年12月設立
- 取得価額
- ―
- 対象の売上
- ―
- 対象の営業利益
- ―
- 対象の純資産
- ―
決算期:非開示/譲渡前の株主:手嶋敏明83.3%ほか/非開示(譲渡会社との合意により記載せず)
買収理由:店舗経営体制の最適化とエリア内の競争力強化
熊本で8店舗を運営していた加盟店です。取得と同時に熊本オートバックスへ社名変更し、代表者も手嶋氏から金子政義氏に替わる予定と開示されました。社長の持分だけを買い、残りの株主は残る形でも子会社化は成立しています。
取得時に株式会社熊本オートバックスへ社名変更する予定と開示されましたが、現在のグループ会社一覧には旧社名・新社名とも載っていません。地域販売会社への統合が考えられますが、開示で確認できていません。
正和自動車販売株式会社
自動車の修理・整備、販売・リース、用品販売/滋賀県栗東市/1994年4月設立
- 取得価額
- ―
- 対象の売上
- ―
- 対象の営業利益
- ―
- 対象の純資産
- ―
決算期:非開示/譲渡前の株主:西村剛100%/非開示(譲渡会社との合意による)
買収理由:整備事業者とのネットワーク構築と車検・整備事業の拡大
資本金1,000万円、社長が全株を持つ整備会社で、オートバックスとは取引のない会社でした。社名は残り、代表者は西村氏から戸高信幸氏に替わる予定と開示されました。この一覧で最初の整備会社の買収で、ここから高森自動車整備工業、佐々木自動車へと続いています。
株式会社コクサイショパーズエイト
カー用品小売(岐阜・長野・愛知でオートバックス7店舗、フランチャイズ加盟店)/長野県飯田市/1981年10月設立
- 取得価額
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- 対象の売上
- ―
- 対象の営業利益
- ―
- 対象の純資産
- ―
決算期:非開示/譲渡前の株主:コクサイ・ホールディングス株式会社が100%保有/非開示(譲渡会社との合意により記載せず)
買収理由:店舗経営体制の最適化とエリア内の競争力強化
3県で7店舗を運営していた加盟店を、親会社のホールディングスから買っています。取得と同時にオートバックス美濃へ社名変更し、代表者も替わる予定と開示されました。
取得時に株式会社オートバックス美濃へ社名変更する予定と開示されましたが、現在のグループ会社一覧には旧社名・新社名とも載っていません。地域販売会社への統合が考えられますが、開示で確認できていません。
株式会社サポート・エー
人材派遣、セールスプロモーション、アウトソーシング/東京都渋谷区/1970年4月設立
- 取得価額
- ―
- 対象の売上
- ―
- 対象の営業利益
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- 対象の純資産
- ―
決算期:非開示/譲渡前の株主:テンプスタッフ株式会社が100%保有/非開示。「連結純資産の15%未満」とのみ記載
買収理由:グループ店舗への人材派遣を担っていた会社を取り込み、人材教育・人事コンサルティングの会社に転換
もともとオートバックスとグループ店舗に人を派遣していた取引先を、人材大手の親会社から買い取った案件です。取得後は人材教育・人事コンサルの会社に作り替えられました。自社の取引先が、そのまま買い手になるパターンです。
取得後に株式会社チェングロウスへ社名変更し、グループ会社一覧にもその名前で載っています。
株式会社タクボのオートバックス2店舗
カー用品小売(オートバックス唐津店・佐賀南バイパス店、フランチャイズ加盟店)/佐賀県佐賀市(譲渡会社)/譲渡会社は1980年4月設立設立
- 取得価額
- ―
- 対象の売上
- ―
- 対象の営業利益
- ―
- 対象の純資産
- ―
決算期:非開示/譲渡前の株主:開示なし(譲渡会社との合意により記載せず)/非開示(譲渡会社との合意により記載せず)。「連結純資産の30%未満」とのみ記載
買収理由:佐賀エリアの店舗経営体制の最適化
資本金2,000万円の加盟店が、運営していた2店舗を本部の子会社に譲っています。会社は売らずに店舗だけを渡す形で、2014〜2017年の開示に繰り返し出てきます。
店舗を受け入れたオートバックス福岡は現在のグループ会社一覧になく、店舗の現在の運営会社は開示で確認できていません。
株式会社ビクトリーアンドアソシエイツ
カー用品小売(オートバックス2店舗、フランチャイズ加盟店)/千葉県成田市/1993年4月設立
- 取得価額
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- 対象の売上
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- 対象の営業利益
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- 対象の純資産
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決算期:非開示/譲渡前の株主:開示なし(譲渡会社との合意により記載せず)/非開示(譲渡会社との合意により記載せず)。「連結純資産の30%未満」とのみ記載
買収理由:千葉エリアの店舗経営体制の最適化
2店舗の加盟店を株ごと買い、翌日には子会社に吸収合併する段取りでした。店舗の少ない会社は、法人を残さず店舗だけが引き継がれることが多いと分かります。
株式会社ビッグ東北のオートバックス米沢店
カー用品小売(1店舗、フランチャイズ加盟店)/福島県郡山市(譲渡会社)/譲渡会社は1983年3月設立設立
- 取得価額
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- 対象の売上
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- 対象の営業利益
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- 対象の純資産
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決算期:非開示/譲渡前の株主:開示なし(譲渡会社との合意により記載せず)/非開示(譲渡会社との合意により記載せず)。「連結純資産の30%未満」とのみ記載
買収理由:山形エリアの店舗経営体制の最適化
4店舗を持つ加盟店が、そのうち1店舗だけを本部の子会社に譲っています。会社もほかの店も残したまま、1店舗だけ売ることができる例です。
店舗を受け入れたオートバックス山形は現在のグループ会社一覧になく、店舗の現在の運営会社は開示で確認できていません。
株式会社シンボのオートバックス白根店
カー用品小売(1店舗、フランチャイズ加盟店)/新潟県新潟市(譲渡会社)/譲渡会社は1972年5月設立設立
- 取得価額
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- 対象の売上
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- 対象の営業利益
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- 対象の純資産
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決算期:非開示/譲渡前の株主:開示なし(譲渡会社との合意により記載せず)/非開示(譲渡会社との合意により記載せず)。「連結純資産の30%未満」とのみ記載
買収理由:新潟エリアの店舗経営体制の最適化
7店舗を持つ加盟店が、1店舗だけを本部に譲っています。業績への影響は軽微とされる規模でも開示が出ており、加盟店からの店舗の引き取りが繰り返し行われていることが分かります。
株式会社太平部品のオートバックス6店舗
カー用品小売(秋田県の6店舗、フランチャイズ加盟店)/秋田県秋田市(譲渡会社)/譲渡会社は1973年6月設立設立
- 取得価額
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- 対象の売上
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- 対象の営業利益
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- 対象の純資産
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決算期:非開示/譲渡前の株主:開示なし(譲渡会社との合意により記載せず)/非開示(譲渡会社との合意により記載せず)。「連結純資産の30%未満」とのみ記載
買収理由:秋田エリアの店舗経営体制の最適化
資本金1,000万円の加盟店が、運営していた6店舗すべてを本部の子会社に譲っています。受け皿の子会社は譲渡会社と同じ住所にあり、加盟契約もそのまま引き継がれました。会社は売らずに、事業を丸ごと移す形です。
店舗を受け入れたオートバックス秋田は現在のグループ会社一覧になく、店舗の現在の運営会社は開示で確認できていません。
株式会社ブックエースのオートバックス4店舗
カー用品小売(水戸・日立エリアの4店舗、フランチャイズ加盟店)/茨城県水戸市(譲渡会社)/譲渡会社は1986年4月設立設立
- 取得価額
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- 対象の売上
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- 対象の営業利益
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- 対象の純資産
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決算期:非開示/譲渡前の株主:開示なし(譲渡会社との合意により記載せず)/非開示(譲渡会社との合意により記載せず)。「連結純資産の30%未満」とのみ記載
買収理由:水戸・日立エリアの店舗経営体制の最適化
譲渡会社は書籍・雑誌の販売やレンタルも営む会社で、カー用品店4店舗を兼業していました。ほかの事業を残し、カー用品店だけを本部の子会社に渡しています。兼業している部門の売り先として、加盟先の本部が受け皿になる例です。
店舗を受け入れた夢翔は現在のグループ会社一覧になく、店舗の現在の運営会社は開示で確認できていません。
この会社に売るといくらか
取得価額が開示された2件の実績です。公表されている数字をそのまま並べたもので、 自社の価格を保証するものではありません。 営業利益率が低い業種では営業利益の倍率が大きく出るので、売上との比もあわせてご覧ください。
- 株式会社ABシステムソリューション3億7,900万円(売上の0.16倍・営業利益の2.0倍)
- 株式会社G-7・オートバックスつくば2,550万円
自社だといくらになるかは、売却相場の考え方をご覧ください。
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本ページは株式会社オートバックスセブンが公表した適時開示をもとに編集部が整理したものです。 同社とは資本関係・提携関係はなく、掲載にあたって金銭のやり取りはありません。 内容に誤りがある場合はお問い合わせよりご連絡ください。最終更新:2026年10月9日